Jekyll 2.2.0 と Twitter Bootstrap 3.2.0 による非常に単純なサイト構築の例です (参照: ほげめも: Jekyll+BootStrap でサイトリニューアル)。
ソースコードは https://github.com/yaegashi/ghijkl にあります。 また GitHub Pages として http://yaegashi.github.io/ghijkl にデプロイしています。
jekyll-haml と jekyll-assets の両プラグインを使用しています。 HAML SASS Markdown による効率的な記述が可能です。
SASS に変換された Bootstrap として bootstrap-sass を使用しています。 Bootstrap のカスタマイズ が SASS 変数を用いて自由にできます。
最初に必要なソフトウェアをインストールします。
Ruby 1.9.3 および Bundler が動く環境であれば十分です。 Debian (wheezy 以降) や Ubuntu を使っている場合、 次のパッケージをインストールしてください。
sudo apt-get install git ca-certificates
sudo apt-get install build-essential python-pygments
sudo apt-get install ruby ruby-dev bundler
リポジトリをクローンして Bundler で gem をインストールし、
Rake で必要なアセット (jQuery スクリプトや
Pygments スタイルシート) を
_vendors
ディレクトリに配置し、
Jekyll でサイトを構築します。
git clone https://github.com/yaegashi/ghijkl
cd ghijkl
bundle install --path _bundle
bundle exec rake vendors
bundle exec jekyll build
これにより _site
ディレクトリに構築されたサイトが出力されます。
次のコマンドによりテスト用の web サーバが起動できます。
bundle exec jekyll serve --watch
http://server:4000/ghijkl/ より構築されたサイトが確認可能です。 またソースコードを変更するとサイトも自動的に再構築されます。
http://yaegashi.github.io/ghijkl にデプロイするために
_config.yml
にて次のように設定していることに注意してください。
baseurl: /ghijkl
assets:
baseurl: /ghijkl/assets/
GitHub Pages にデプロイするための
Rake タスク deploy
が定義されています。
デプロイ設定は _config.yml
の deploy:
に書きます。
deploy:
dir: _deploy
url: git@github.com:yaegashi/ghijkl
branch: gh-pages
デプロイ先のリポジトリ
url
にまだブランチ branch
がない場合は次のコマンドで作成します。
bundle exec rake deploy:init
次のコマンドでデプロイを行います。
bundle exec rake deploy
dir
に url
のリポジトリをクローンし branch
をチェックアウトdir
にサイトを出力ブランチの不整合などでプッシュが失敗する場合には
dir
を消してからもう一度試してみてください。